FP3級受験までの道1【FP基礎知識】
FP3級を受験まで
1ヶ月を切りました。
やっと勉強を本格的に始めたので、
自分なりのまとめと復習として綴ります。
FPの基礎知識
- 自分や家族の人生設計のことライフプラン
- ライフプランを立てることライフプランニング
- ライフプランにそって資金計画を立てることファイナンシャル・プランニング
FPが守るべき職業倫理
- 顧客利益の優先・・・FP自身や第三者の利益を優先してはならない
- 守秘義務の厳守・・・顧客の許可なしで個人情報を漏らしてはならない
- 説明義務(アカウンタビリティ)・・・プランの内容や意図に対し、十分に説明する必要がある。
- 顧客の同意(インフォームド・コンセント)・・・内容を十分に理解しているか確認する必要がある。
FPができること・できないこと
弁護士法
弁護士、司法書士でないと法律相談、法律事務、法的手続きは行えない。
※OK 一般的な法律の説明やクライアントの任意後見受任者
※NG 遺言書の作成指導や法律判断による和解案などの提案
税理士法
顧客の税務書類の作成や具体的な税務相談を行ってはいけない。
※OK 一般的な税務の解説・仮定事例税務計算
※NG 納税額の計算、確定申告書類の作成・税務に関する相談
金融商品取引法
金融商品取引業者として内閣総理大臣の登録を受けていないFPは、投資の助言や代理での運用業務を行ってはいけない。
※OK 景気、企業業績の予想。過去の株価の推移など一般的な話題
※NG 顧客の資産運用、個別の株売買、投資の具体的助言
保険業法
保険募集人として内閣総理大臣の登録を受けていないFPは、保険商品の募集や販売を行えない。
※OK 保険の見直しについての相談・提案。保険契約内容についての説明
※NG 保険商品の募集、販売、勧誘
社会保険労務士法
社会保険労務士でないと顧客の社会保険の具体的な手続きは行えない。
※OK 公的年金制度の一般的な説明。公的年金の受給見込み額の計算
※NG 裁定請求書の作成などの顧客の公的年金に関する具体的な手続き
ライフプランニング
ライフプランを作るには、
- ライフイベント表
- キャッシュフロー表
- バランスシート
という3つのツールが必要
ライフイベント表
自宅や車の購入、子供の入学などの「将来のイベントと主な支出・収入の額」
をまとめた表。キャッシュフロー表作成時に使用します。
キャッシュフロー表
現在の収入状況や今後のライフプランをもとにして、将来の収支状況や金融資産残高の推移を表にまとめたもの
※収入は、可処分所得で記入する(手取り)
可処分所得= 年収 −(所得税+住民税+社会保険料)
※変動率がある欄は、将来価値を入れる
n年後の額=今年の額×(1+変動率 )n
バランスシート
現状の資産と負債のバランスを見る表
資産=預金、株式、不動産、自動車などの時価を記入
負債=借金、主にローン残額を記入
※時価(現時点で、売るもしくは売った場合)で記入するのがポイント
「純資産」=資産合計−負債合計
「負債・純資産合計」=負債合計+純資産
「資産合計」と「負債・純資産合計」は等しくなる
6つの係数
資金計画を立てる時、係数表を使用する
- 終価係数・・現在の元本を複利運用で、最終的にいくらになるかを計算する
- 原価係数・・複利運用しながら目標額にするため現在いくら必要かを計算
- 減債基金係数・・目標額にするため必要な毎年の積立金額の計算
- 資本回収係数・・現在の元本を複利運用しながら、取り崩す場合の毎年の受取額を計算。利息を含めた毎年の元利均等返済額を計算する際にも使用する
- 年金終価係数・・毎年の積立金を複利運用していくと、最終的にいくらになるか
- 年金原価係数・・目標額の年金を毎年受け取るためには現在いくら必要か
【係数早見表は検定で数値が掲載。覚える必要はなし】
本日のまとめ
最初は聞き慣れない単語を覚えるのが
大変だなぁという印象です。
でも、なんとか月末まで頑張りたいと思います!
資格勉強は好きなので☆
以前の資格取得記事はコチラ
本日もありがとうございました
感謝