FP3級受験までの道17【投資信託】
投資信託とは
委託会社が投資家から集めた資金を株式、債権、不動産など分散投資し、収益を分配金として支払う商品。
投資信託は元本保証がないので、預金保護制度では保護されない。
投資信託には会社型と契約型の2種類がある。
会社型
運用目的で設立した会社に資金を集め、投資・運用するタイプの不動産投資信託(J-REIT)がある。
契約型
委託会社と受託会社が信託契約を締結し、そこで生じた受益権を分割した受益証券を販売業者を販売会社(金融機関)から投資者が購入するもの
日本のほとんどの投資信託は契約型
投資信託の基礎用語
販売会社
委託会社と契約し、投資信託の販売を行う会社。
証券会社、銀行、保険会社など。
分配金、償還金の支払い、換金などの業務を行う。
投資家(受益者)
投資信託の購入者
委託会社(委託者)
投資信託(ファンド)を組み、運用指図をする投資信託委託会社(運用会社)
交付目論見書と運用報告書は委託会社が作成
受託会社(受託者)
委託会社の運用指図で、信託財産の保管、売買を行う信託会社。
信託財産の名義は受託会社
交付目論見書(投資信託説明書)
投資信託の基本的な概要や投資方針などを記載した書面。
委託会社が作成。募集販売時には必ず交付する。
運用報告書
投資信託の運用実績や資産状況を報告する書面。委託会社が作成。
基準価額
投資信託の時価。
純資産総額を受益権総口数で割ったもの。委託会社が算出。
投資信託のコスト
購入時手数料(販売手数料)
購入時に販売会社に払う費用。
手数料無料の投資信託はノーロード型。
信託報酬(運用管理費用)
投資信託の運用や管理の対価。
信託財産留保額
投資信託を解約する際に支払う費用。
証券などの換金に係る費用などを解約する投資家にも負担させ、受益者間の公平性を保つ。
投資信託の分類
運用対象
株式投資信託
株式を組み入れることができる投資信託。
株式を組み入れなくても良い。公社債を組み入れることもできる。
株式を一切組み入れない投資信託。
追加設定
追加型
オープン型ともいう。いつでも購入できる
単位型
ユニット型ともいう。募集期間のみ購入できる。
解約の可否
オープンエンド型
いつでも解約できる
クローズドエンド型
満期まで解約できない。市場で売却する
投資信託の運用方法
パッシブ運用
日経平均株価や東証株価指数など、あらかじめ定めたベンチマークに連動することを目指す運用スタイル。インデックス運用ともいう。
アクティブ運用
ベンチマークを上回る運用成果を目指す運用スタイル。
パッシブ運用より運用費用が高め。
・トップダウン・アプローチ
経済・金利・為替など、マクロ経済の動向から判断。個別の銘柄選別を行う運用。
・ボトムアップ・アプローチ
個別企業の調査・分析に基づいて企業の将来性を判断し、投資判断をする運用。
・グロース投資
グロースが期待できる企業に投資する手法
・バリュー投資
バリュー(価値)がある企業に投資する手法。割安と判断される株式に投資。
追加型公社債投資信託
追加型でオープンエンド型(いつでも解約OK)の公社債投資信託。
中期国債ファンド・MMF(マネー・マネジメント・ファンド)・MRF(マネー・リザーブ・ファンド)がある。
MMFとMRFは公社債や短期金融商品などが運用対象(株式不可)
MMF
解約手数料はなし。
買付日から30日未満に換金した場合、信託財産留保額が徴収される。
※外貨建てMMFは信託財産留保額はなし。
MRF
いつでも無料で解約できる。
解約手数料も信託財産留保額もなし。
上場投資信託
上場されているため、取引は株式と一緒
特徴
購入時手数料や換金時の信託財産保留額がない
ETF(上場投資信託)や不動産投資信託(J-REIT)がある。
東証株価指数(TOPIX)などの指標への連動を目指すパッシブ運用の投資信託
投資家から集めた資金で、不動産や賃借権などに投資。
賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品。
まとめ
正直、この投資信託はまとめてても
わかりません…。
かなり焦ってますw
まずは何度も繰り返し用語を覚えることと
過去問を解いて、傾向をみるのがいいかもと思いました(^ ^)
本日も最後までありがとうございました!
感謝