FP3級受験までの道16【株式】
株式と株主
株式
債権と同じく、株式会社がお金を集めるために発行する有価証券。
株主
株式に出資した人
証券取引所
株式は証券取引所を通して売買される。
日本には、5つの取引所がある
・大阪証券取引所=先物やオプションなどデリバティブ取引に特化
また、東証には新興企業を対象とした市場もある
・マザーズ
株式の注文
株の価格は「オークション方式」で決まる。
価格優先の原則
買い注文:値段の高い方
売り注文:値段の安い方
時間優先の原則
値段が同じ場合、時間が早かった方が優先
成行優先の原則
値段も時間も同じ場合、指値注文より成行注文が優先
※指値注文
売買価格を指定して注文
※成行注文
銘柄、数量を指定して注文。いくらでもいいから早く買いたい。早く売りたい。
株式売買が約程すると、約程日を含め4営業日目に決済(受渡し)
値幅制限
証券取引所における株式取引は株価が大幅に変動すると、不測の損害を与える恐れがある。値幅制限といい1日の値幅を所定の範囲内に制限する制度
上限:ストップ高
下限:ストップ安
株価指数
日経平均株価(日経225)
東京証券取引所市場第一部に上場する225銘柄から構成される。
増資や株式分割など、特殊な株価変化を修正計算する修正平均型の株価指数。
※株式分割
資本金を変えず1株を一定比率で分割すること。価格が下がって購入しやすくなるため流動性を高めるのが目的
東証株価指数(TOPIX)
東京証券取引所市場第一部に上場する全銘柄(全ての内国普通株式)の時価総額を加重平均して算出。
JPX日経インデックス400
2014年1月6日公表の株価指数。
一定の要件を満たす銘柄400社で構成される株価指数。
NYダウ(ニューヨークダウ)
ダウ・ジョーンズ社が算出する、米国主要業種の30社で構成される平均株価指数
株式投資の指標
EPS(一株あたりの純利益)=当期純利益÷発行済株式数
1株あたりの利益額を示す指標。株式の収益力を示す。
BPS(1株あたり純資産)=純資産÷発行済株式数
1株あたりの純資産額を示す指標。企業の解散価値を示す。
BPSが高いほど、企業の安定性が高い。
配当利回り=1株あたり年間配当金÷株価×100
株価に対する年間配当金の割合(%)を示す指標。
株価が下落すると、配当利回りは上昇する。
PER(株価収益率)=株価÷EPS(1株あたり純利益)
株価がEPS(1株あたり純利益)の何倍か示す指標。
PERが高いほど株価は割高、PERが低いほど株価は割安。
PBR(株価純資産倍率)=株価÷BPS(1株あたり純資産)
株価がBPS(1株あたり純資産)の何倍かを示す指標。
PBRが高いほど株価は割高、PBRが低いほど株価は割安。
ROE(自己資本利益率)=当期純利益÷自己資本×100
株主の投資額から利益を獲得した割合(%)
ROEが高いほど収益力が高い企業といえる。
まとめ
株式はなんとなく言葉を知っているくらいだったので、
意味と計算方法をしっかり暗記ですね!
しかも PER・PBR・ROEは超頻出らしいです(^ ^)
本日もありがとうございました〜
感謝